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小指が痺れるのは何が原因?どこを治療するべきでしょうか?

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以前、肩こりで来ていただいた方から先日こんな連絡が入りました。

 

 

整形外科に行っても良くならない…

鍼灸院に行っても1日で元通り…

 

こういうタイミングで僕に声をかけていただけるのは本当にありがたいという気持と同時に、

「絶対に良くしてあげたい!」

と、めちゃくちゃモチベーションがあがります!

 

簡単にですが、僕がやったことをお話していこうと思います。

 

 

なぜ、手の痺れが起こるのか?手に力が入らないのか?

痺れ、力が入らないというのはいずれにせよ神経に異常をきたしています。
一般的には体のどこか(骨や筋肉)で神経を圧迫している可能性が高くなっています。
(年齢や状況によっては脳神経そのものにエラーが出ている場合、糖尿病などによって痺れが出る可能性もありますので自己判断せずにしっかりと専門家に相談しましょう。)

筋肉や骨によって神経が圧迫されている場合次に考えるべきは…

 

どこで神経が圧迫されているのか?正解はもちろん一つじゃありません

依頼者の方からのメッセージには「左手の痺れは腕の裏側、肘から小指にかけてでています。」とあります。
これは解剖学を勉強していればすぐに分かることですが、尺骨神経という首かた指にかけて伸びている神経の一つが支配している範囲になります。

 

指先まで伸びている神経には他に
「橈骨神経」
「正中神経」
というのがありますが、ここでは「尺骨神経」について書かせていただきます。
※また後日、他の神経についても書かせていただきます。

 

あとは「尺骨神経」がどこで圧迫を受けているかを診ていく必要がありますね。
どこで圧迫を受けているかを考えるためには、

「どこを通っているのか?」
という神経の走行を頭に思い浮かべる必要があります。

どの神経も必ず最初に

①脊椎(尺骨神経では頚椎)

ここを出発します。
そこから尺骨神経は、

②首の筋肉の隙間

③鎖骨と肋骨の隙間

④脇の前側

⑤腕の内側

⑥肘の内側

⑦手首の小指側

といった所が通り道になっています。
⑤の腕の内側で神経を圧迫されるケースはまれですが、他の部分ではどこも神経の圧迫に関係しているケースが多くなっています。

 

動作のチェックや力を入れてもらうことで、一つ一つの部分の神経圧迫の可能性をチェックしていきます。
筋肉や関節というのは必ず全身で連動しているので、一つだけが原因ということの方が少ないです。ただし、神経の圧迫の可能性が低い部分については施術の割合を下げていきます。
そうしないと時間がいくらあっても足りないので…。

 

なぜそこで神経が圧迫されているのか?なぜ、なぜ、なぜ?を繰り返します。

今回の方は主に②③④の部分での神経圧迫の可能性が高いと判断しました。

じゃあその②③④の部分だけほぐしたらいいのか、というとそういうものではないんです。
これが非常に難しいところですが、対処の傾向はあります。

この方がデスクワーカーであるということで、「巻き肩」というのが一つのキーワードになります。
その巻き肩を作ってしまっているのは、指先からの影響もありますし、肋骨も影響しています。肋骨も影響しているということは骨盤も。骨盤も影響しているということは足の影響も…。

と結局全身のバランスを整えていく必要があります。

 

「ここやったら全部一発ですべて良くなる!」

という魔法は僕にはまだ使えません。
限られた時間の中で、最大の効果が出せるように全身のバランスを見ながらその場で施術の重点ポイントを考えてやっています。

 

施術後、少し痺れ感は残るものの症状の軽減が見られたのでこれで様子をみていただくことにしました。

 

翌朝、こんなメッセージをいただきました。

 

整形外科に行っても鍼をしても良くならなかったものが、こうして改善したという声は本当に嬉しいかぎりです。
完治じゃないんかい!というツッコミをいただきそうですが、首の硬さはかなり慢性的なものがあるので引き続きのケアは必要だとお伝えしています。

ご本人も今でも症状は改善したままということで喜んでいただけております。

 

もし、原因が分からず手の痺れに悩まれている方がいらっしゃったら、是非一度ご相談いただければと思います。

 

 

 

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